痩せて見える人でもコレステロール値が高い場合がある?

コレステロール値が高い人と言えば太っているイメージがあります。
身体は食事が作っていると言っても過言ではなく、食べたものが血や肉となって身体を作っています。
日頃からジャンクフードや脂質の多い食べ物ばかり食べている人は総コレステロール値が高くなってしまいます。
しかし中には痩せて見える人でもコレステロール値が高い人がいますがこれはなぜなのでしょう。
総コレステロールは実は肥満だけに関係するものではないのです。

 

痩せているからと言って安心してはダメ

 

コレステロール値が高い人は中年で少し小太り体系というイメージが強いのですが、痩せているからといって中性脂肪が低いとは限りません。

 

要するに太っている人だけが中性脂肪が高いということではなく、痩せ型体系の人でも中性脂肪値は上がります。

 

痩せているのになぜと思ってしまいますが、痩せているのにコレステロール値が高くなるのは内臓脂肪が多いことが関係しています。

 

内臓脂肪は外からの見た目には見えませんが、内臓の周りに過剰摂取した中性脂肪がしっかり付いていると中性脂肪が多くなります。

 

皮下脂肪は見た目で判断できるのですが、内臓脂肪は判断しかねるので痩せて見える人でもコレステロール値が高いという現象が出てくるのです。

 

見た目がほっそりしていても余分な体脂肪がついてないとは限らず、内臓脂肪が多い人はコレステロール値が高くなってしまうので注意が必要です。

 

脂質異常症や遺伝が原因

 

痩せて見える人でコレステロール値が高い人は、脂質異常症や遺伝が原因と考えられます。
痩せているのにコレステロール値が高いと不思議に思いますが、実は体形にはあまり関係ないのです。

 

肥満になると高LDLコレステロール血症などの脂質異常症が増えるのは事実ですが、痩せていてもなる可能性は十分にあります。
また遺伝的な要素も関係していて、コレステロール値が高くなりやすい家系に生まれた人で家族に脂質異常症の人がいると可能性は高くなります。

 

病気にかかっている場合もそうで、糖尿病になると病的に痩せてしまってそれでいてコレステロール値が高いことはよくあります。
食事によってもコレステロールは高くなりやすく、たとえばカロリーはそれほど摂取していなくても高コレステロール食品を摂り続けるとコレステロール値は高くなります。

 

このように見た目は痩せていても、様々な原因でコレステロール値が高くなってしまうケースがあります。

 

 

運動や食生活で改善する

 

健康診断で痩せているのにコレステロール値が高いと診断されるとショックを受けるのは、一般的にコレステロールが高いのは肥満というイメージが定着しているからです。

 

しかしそうした人は、普段の食生活がよくなく、動物性脂肪を多く摂り過ぎている傾向にあります。
動物性脂肪の多い食べ物を摂っていると太りやすくなるのですが、摂っているカロリー自体が超過していなければ肥満でなくてもコレステロールが高くなることがあります。

 

また痩せているのにコレステロール値が高い人は遺伝的要因が強く、遺伝性の脂質異常症だと動物性脂肪をあまり摂っていなくても高い数値が出やすくなります。

 

痩せているのにコレステロール値が高い人は放置すると心筋梗塞などの病気のリスクが高まるので、食生活で高コレステロールを避け、運動する必要があります。

 

遺伝が原因の場合、コレステロールを下げる薬での治療も必要なのですが、大事なことは食生活を改善することです。

 

生活習慣を見直して悪玉コレステロール値を下げましょう

痩せて見える人
痩せて見える人でコレステロール値が高い場合、遺伝による影響が大きいのですが、遺伝が全ての原因と考えるのは早計です。

 

遺伝ばかりのせいにするのではなく、対策として運動不足を解消し、生活習慣を見直して食事などの改善を図って悪玉コレステロール値を下げる努力が必要です。

 

血液サラサラの薬やコレステロールを下げる薬を飲んでも生活習慣が変わらないと根本的に改善することはできません。
動脈硬化など様々な疾患に対処するには薬ではなく、基本的な原因をつきとめて対策して行く必要があります。
まずはできることから始めてコレステロール値を下げる努力をしましょう。